不安障害とは
不安障害は、過度の非合理的な恐怖と、その恐怖をコントロールしようとすることに関連のある一連の症状です。これらの疾患は現れては消えるものから、慢性的なもの、進行性のものもあります。ま た症状がピークに達し、その後は後退あるいは症状が安定する場合もあります。
不安障害の人は、一般の人よりも重度のうつ病や薬物依存を抱えるリスクが一般的に高くなります。加えて、不安障害の人は過敏性腸症候群、片頭痛、睡眠障害などのほかのストレス関連の障害を抱えることがよくあります。
自他覚症状
全般性不安障害
- 慢性的で誇張した過度な不安。
- 災害に対する絶え間ない予感。
- 若年時に発症し、ゆっくり進行する。
パニック障害
- パニック発作は、極端な交感神経症状で突然発症 する。
- 差し迫った破滅のような感覚が10分から1時間、 あるいはもっと長時間続く。
- あるケースでは広場恐怖症がある:広い場所への恐怖、安全な場所がなくなっていくという感覚。
急性外傷後ストレス障害
- 具体的でつらい出来事を経験した時の感情的な記憶が、悪夢やフラッシュバックでよみがえる。
- 友人や家族と距離を置く。神経過敏、攻撃性。
- 極度の不眠症により誇張した驚愕反射をする。
- 解離:身体的あるいは感情的な経験から感情を切り離すこと。
強迫性障害
- 受け入れられない考え(強迫観念)や、儀式的な行動(衝動)を通してそれらをコントロールしようとする試み。
- 衝動は1日に何時間にもおよぶ。
- 強迫性障害は常に進行しているわけではないが、 再燃と寛解を繰り返す。
対人恐怖症(社会不安障害とも呼ばれる)
- 他人に自分のことを否定的に判断されるのではな いかという、極めて強い非合理的な恐怖。
特定恐怖症
- ほほあるいはまったく危険がない物事に対する恐怖(例えば、橋、エレベーター、クモなど)。
一般的な治療法
大抵の不安障害の治療は、薬による療法と精神療法の組み合わせで行われます。治療の方向性は現在どのタイプの不安障害が出現しているのかによって変 わってきます。
薬物治療
不安障害を抱える人には何種類かの抗不安薬と抗うつ薬が使用されます。パニック障害の人には循環器症状を抑制するためのベータ遮断薬が使用されることがあります。
マッサージをする場合
注意点
- 虐待やその他のつらい経験をしたことのある犠牲者の場合、積極的に体に触れるマッサージは抵抗を感じるかもしれません。
- マッサージ師は、職権乱用と認識されないように明確で慎重な境界線を引いて、注意深く患者と接しなければなりません。
期待できる効果
マッサージが安全で受け入れられるものだと認識してもらえれば、マッサージとボディワークは一部有益です。
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