アルツハイマー病とは
アルツハイマー病は進行性の脳の変性疾患で、記憶障害や人格の変化が現れ、いずれは死に至ります。脳内にあるアミロイド斑と神経原線維のもつれの2つの構造的変化が起こった状態がアルツハイ マー病の特徴です。
脳の支持細胞であるグリア細胞内のダウたんぱく質が正常に働かなくなった時、神経原線維のもつれが起こります。適切な支持がないと、細胞は情報を伝達できなくなり、萎縮し死滅します。ベータアミロイド斑は、虚脱したニューロンや周辺の健康な細胞にも沈着し、広がってい きます。神経原線維が炎症反応の要因となり、同時に脳細胞にも損傷を与えます。
自他覚症状
- 記憶障害が徐々に悪化。
- 言語障害。
- 複雑な作業からいずれは簡単な作業を遂行する能力が失われる。
- 見当識障害、錯乱状態、不安感。
一般的な治療法
アルツハイマー病患者は特別な介助と生活設備が必要とされます。
薬物治療
コリンエステラーゼ阻害薬は短期記憶を向上させます。また気分や行動への効果があるとして、抗うつ 薬、抗不安薬、そして精神安定薬が使用されます。
マッサージをする場合
注意点
- 高齢の患者は、施術内容の選択に影響をおよぼすその他の症状を抱えていることがあります。
- 明確な意思伝達をできない患者に対し、マッサー ジ師は言葉以外の合図に注意しなければなりません。
期待できる効果
- アルツハイマー病患者は、気持ちのよいマッサー ジに対して陽性反応を示します。
- アルツハイマー病患者のためのマッサージは、よ りよい適応力や積極的な社会的交流を増やし、破壊 的な行動を減少させます。
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