脊椎すべり症とは
脊椎すべり症は、椎体が前方にずれる状況です。しばしばL5/S1の結合部を侵します。関連する疾患である脊椎分離症は、腰部の椎弓に疲労骨折が起こったものであり、脊椎すべり症の前触れである可能性があります。脊椎の関節炎である脊椎症は、骨のゆがみや配置の悪い状況で脊髄や神経根への圧迫の危険があります。
自他覚症状
- おそらく無症状。
- 腰痛。
- 傍脊柱筋、殿部の筋群の筋痙攣。
- 背骨の伸展で悪化、背骨の屈曲で緩和
一般的な治療法
脊椎すべり症のほとんどのケースは、動きの修正 や、理学療法にて治療されます。もし脊髄の神経根への圧迫が続く場合は、脊椎を再編成し融合する外科手術が望ましい。
薬物治療
ステロイド系の抗炎症薬は、しばしば鎮痛薬として処方されます。
マッサージをする場合
注意点
- マッサージは、患者が腰部の伸展を強調するような体勢をとった場合、脊椎すべり症に関連する痛みを悪化させる可能性があります。
期待できる効果
- マッサージによって、脊椎すべり症を引き起こす深い部位の調整はできないが、二次性の腰痛や、腰 の機能に影響を与える筋肉が保持しているパターンに働きかけることができます。
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