氏名 四家 秀一(シケ シュウイチ)
出身地 福島県いわき市
血液型 A型
所属 全日本鍼灸マッサージ師会会員/東京医療福祉専門学校卒業
資格 整体師、鍼灸マッサージ師、リハビリケア専門士、認定機能訓練指導員、認定訪問マッサージ師
趣味 犬好き、占い、少林寺拳法三段
私が母を田舎のある福島から引き取って3年、これからやっと親孝行ができると思っていた矢先のことです。私の母が自宅のベランダで転倒し大きな怪我をして手術、そして長期の入院生活を余儀なくされました。そして最終的にはこの転倒が原因で寝たきりになってしまいました。自分の大切な人ですから、なんとか元気になって欲しいと思い、当時はわからないながら入院中の母に毎日のようにマッサージをしていました。
しかし…努力の甲斐もなく残念ながら2011年の冬に母を亡くしました。
それから自分の介護はあれで良かったのか?他にもっと良い方法はなかったのか?と、自問自答し、どうすればより良い介護ができたのかと治療法に関心を持ち始めました。母は転倒が原因で寝たきりになってしまいましたが、もっと知識があればあのような転倒は防げたかも知れません。そのような想いでさまざまな治療法を学んできました。
今、母が生きていれば今年で89歳になります。母の介護がきっかけでこの世界に入りましたが、ある意味、母が導いてくれた仕事だと思っています。私は十分な親孝行は出来ず後悔の念で一杯ですが、その分これからは困っているおじいちゃん、おばあちゃんのために全力を尽くしたいと考えています。
いま自分たちの生きるこの社会の礎を築いたおじいちゃん、おばあちゃんが少しでも安心して人生の最後を迎えられるよう、そしていつまでも元気でいることにより、介護をし支えるご家族の負担を少しでも減らすことができるよう願って施術をしています。
想像してみてください!
おじいちゃん、おばあちゃんがカーテンを締め切って薄暗い部屋で自分の体の痛みを必死に堪えて何することなく憂鬱そうにテレビを観ている姿を。ご家族が「体が痛い。生きるのが辛い。早く死にたい。」の声にどうしようも出来ないで疲れ果てて困っている姿を。どこの家族でも起こりうる状況です。問題は「この辛い状況をどうにかしたいけど、以前の私のようにどうしていいかわからない。」のです。
私がそういった悩みを抱えるご家庭に「おはようございます!」と元気に挨拶をし、カーテンと窓を開け、お部屋に輝く太陽の光を入れ、空気を入れ替えます。ご家族の代わりにその日の「辛い痛みや不安、悩み」などを聞いてあげることで、利用者さまの痛みや不安は軽くなり、ご家族の雰囲気も明るくなります。私にとってこの仕事は使命で、自分の能力を最大限に社会に活かせる仕事だと思っています。
私は自分の治療技術を活かし、毎日辛い症状で悩み苦しんでいるおじいちゃんやおばあちゃんが、少しでも楽に毎日を過ごせるお手伝いをします。利用者さまお一人お一人としっかりと向き合い、きめの細かいケアができるよう頑張ります!
訪問鍼灸マッサージを通じて何かあれば、いつでも気軽に相談が出来る家族のような存在でありたい、毎日辛い症状で苦しんでいる利用者さまが少しでも楽になり、毎日が笑顔で充実した生活が送れるようにお手伝いしていく、それが私の願いです。